富士宮市山宮で柔道場を開いて45年。2012年から中学校で武道が必修化され、礼に始まり礼に終わる文化を体験する機会も多くなりました。部活動の地域移行化も進み、中体連も当館から出場できるようになっております。警察官になるために黒帯を目指す方もいらっしゃいます(県警募集要項で柔道初段以上は点数加点されます。)。学生の方や一般の方も初心者から初段(黒帯)を取ることができるよう指導いたします。

館長 齊藤 実 七段
公認柔道指導者B指導員
心技館ホームページへお越しいただきありがとうございます。
私が柔道を始めたのは中学2年生、ちょうど東京オリンピックが開催された年でした。30歳で心技館の前身となる道場を開設し、以来30年以上、富士宮市内外の生徒を指導しながら道場を運営しています。
当館の指導方針としまして、三つあります。第一に、とにかく柔道を「楽しく」学んでいくことです。なかなか相手を投げることができない子であっても、新しい技をきれいにできるようになった。今日は、いつも歯が立たない相手をよろめかすことができた等、少しでも成功体験を積み重ねてほしいと思っています。また、指導に関して、多少の注意はしますが、怒鳴ったり、檄を飛ばしたり等、強く厳しい指導はしておりません。これは、とにかく「柔道」を楽しんでほしいという思いからです。第二に、「挨拶」をしっかりとできるように指導します。道場に入るときには「お願いします。」、相手と取り組む前には必ず礼をしたのち「お願いします。」、取り組んだ後も「ありがとうございました。」、指導者からアドバイスを受けた時には「はい。」と返事をする。基本的なことですが、今後、社会へ出ても一生使うものです。第三には、上級生と下級生が隔てなく交流することです。稽古は、たとえば6年生が2年生と立ち技をすることがあります。6年生と2年生では、体つきも力も大きな差がありますが、6年生は力まかせに2年生を倒したりせず、自然と気をきかせて、まずは2年生の練習になるように力を抜いたり、投げられたりします。もちろん、自分の練習にもなるように、足技のタイミングを確認するなどしますが、重要なことは、学校ではなかなか体験できない上下の学年との交流であり、上の学年は下の学年の世話をし、下の学年は上の学年を見習う環境作りをしていることです。このような経験は、今後の生活にも大きく役立てられると考えています。

副館長 石川 康夫 五段
副館長
2022年日本ベテランズ国際柔道大会(第17回日本マスターズ柔道大会) 3位
公認柔道指導者C指導員
私が心技館で指導を始めて約20年が経ちます。自分の子供の世代から、今では孫の世代を指導するようになってきました。若い時は、この年齢まで柔道を続けていることは想像できませんでしたが、生涯スポーツとして、今に至っております。小学生や中学生の時に習うものは、スポーツに限らず、生涯続け得るもの、時には、人生の良きパートナーとして支えとなり、自分の土台ともなります。そのことを踏まえて、柔道を習いに来てくれる子供たちには、柔道の楽しさや、面白さを感じていただきたいと思っております。


渡辺 将史 四段
公認柔道指導者C指導員
公認審判員C級ライセンス
静岡県柔道協会東部支部役員
心技館設立時に入門し、現在は指導者として、指導しています。私が指導した子供たちも、成長して心技館のコーチとして指導しにきてくれるようになり、うれしく思っています。柔道を楽しく、ときには厳しく、楽しくをモットーに指導しています。腕立て伏せなどの基礎トレーニングでは、子供たちの手本となるように、一緒に取り組んでいます。
赤池 誠 三段
主任コーチ
公認柔道指導者C指導員
公認審判員C級ライセンス
柔道は楽しいものと感じていただけるよう指導しています。合宿や行事の運営等、幅広く携わっておりますので、心配こと等ご相談ください。富士地区柔道大会の審判員としても活動しています。

石川 悠介 三段
私自身が心技館で柔道を習い、その楽しさをぜひ子どもたちにも伝えていきたいと考えています。柔道をやり始めると、正座をする習慣が作られるとともに、正しい姿勢できるようになるので、体力づくり以外にも様々な効果が見られますよ。

赤池 敏紀 四段
公認柔道指導者C指導員
公認審判員C級ライセンス
静岡県柔道協会東部支部役員
東京では大学生の指導をしていましたが、現在は、地元の富士宮に戻り、お手伝いをさせていただいています。私の息子、娘も6歳(年長)からお世話になっています。事務や、ホームページの運営をしています。