富士宮市山宮で柔道場を開いて45年。2012年から中学校で武道が必修化され、礼に始まり礼に終わる文化を体験する機会も多くなりました。部活動の地域移行化も進み、中体連も当館から出場できるようになっております。警察官になるために黒帯を目指す方もいらっしゃいます(県警募集要項で柔道初段以上は点数加点されます。)。学生の方や一般の方も初心者から初段(黒帯)を取ることができるよう指導いたします。
当館の歩み
当館は、22畳の山宮柔道教室として1982年(昭和57年)3月21日に開設しました。1988年(昭和63年)3月27日に、132畳の柔道場を新設し、「心技館」と名を改めました。その後、1995年(平成7年には、富士地区の子供を対象に心技館杯少年柔道大会を実施しました。1つの町道場が大勢の子供たちを集めて試合をしたのですが、それには、どんなに柔道が弱くても1度は勝たせてあげたい。1度は賞をとらせてあげたいとの思いから始めたものです。富士宮市内外の多くの方々に、この趣旨にご賛同いただきご支援をいただいたものの、1998年(平成10年)にマンパワー不足から中止となりました。2007年(平成19年)4月22日に、配線コードの漏電で道場が火災になり全焼。これで道場運営は終了しようと思っていたところ、子供たちや父母の強い思いから、2008年(平成20年)9月15日に道場を再建し現在に至ります。

施設
冷蔵庫・上水道・トイレ等基本的な設備を完備しています。冷蔵庫からは自由にスポーツドリンク等水分補給ができるようになっており、特に夏期は、子どもの脱水には細心の注意を払うため、こまめに休憩をとりながら、水分補給をしていただいてます。また、扇風機を4台稼働し、道場の喚起には注意しております。正月に行われる鏡開き等のイベントでは、道場隣で昔ながらの臼と杵を使った餅つきを行い、ついた餅でお汁粉をみんなで食べます。また、冬期には外気温が氷点下になることもあるため、館内に大型のストーブを設置しています。