富士宮市山宮で柔道場を開いて45年。2012年から中学校で武道が必修化され、礼に始まり礼に終わる文化を体験する機会も多くなりました。部活動の地域移行化も進み、中体連も当館から出場できるようになっております。警察官になるために黒帯を目指す方もいらっしゃいます(県警募集要項で柔道初段以上は点数加点されます。)。学生の方や一般の方も初心者から初段(黒帯)を取ることができるよう指導いたします。
Q&A
入会前の疑問
1 何歳から始められますか?6年生から始めても大丈夫ですか。
→ 5歳から入会可能です。ズボンの紐を自分で結べるようになる必要はありませんが、お手洗いは自分でできるようになることが必要です。また、6年生から始めても全く問題ありません。丁寧に指導します。
2 運動が苦手でも大丈夫ですか?
→ 大丈夫です!柔道は基礎体力や体裁き、組手、技を少しずつ養いながら上達していくスポーツです。最初はできなくても、稽古を重ねることで上達します。
3 見学や体験はできますか?
→ 予約等の連絡は不要ですのでご都合の良いときにお越しください。お子さんが雰囲気を知るためにも、ぜひ一度体験してみてください。
4 女の子でも通えますか?
→ もちろんです!髪の毛を長く伸ばしていても結んでいただければ問題ありません。試合は小学生の場合、男女混合か男女別の2つのパターンがあります。高学年は男女別の場合がほとんどです。
5 どんな指導方針ですか?(厳しい?優しい?)
→ 基本的には礼儀を大切にしながら楽しく学べる指導を行っています。小学生の指導では、お子様の成長段階や性格、各個人の目標(県大会に行きたい、市の大会で賞状を取りたい、体力が無いので力をつけたい)に応じて柔軟に対応しています。また、けがをしないことが何よりも大事なことです。焦らずご自身のペースで進められれば良いと考えています。
6 練習の頻度や曜日、時間帯は?
→ 月・水・金の19:30~21:00に行っています。市内のお祭り(流鏑馬祭や秋祭り)期間はお休みしています。ご家庭のご都合に合わせて、週1回の参加や、19:00過ぎ~20:30までの稽古も可能です。
7 月謝やその他の費用はどれくらいかかりますか?
→月額 3,000円(スポーツ保険加入)、父母会費 1,000円、2人目以降 2,000円(1人入会の場合月額合計4,000円、2人入会の場合月額合計6,000円)。全日本柔道連盟登録費(4月地区支部含め数千円程度)。試合参加費(500円~2,000円)。柔道着代(新品) 7,000円~20,000円(最近はメルカリ等で購入される方も多いです。)、ゼッケン代(概ね1,000円~2,000円)。
8 必要な道具(柔道着など)は何ですか?どこで買えますか?
→ 基本的に必要なのは柔道着(道着)と白帯、ゼッケンです。スポーツ用品店やネット通販で購入できます。ゼッケンはネットや道場指定の購入先で買うことができます。サイズはご相談ください。
9 保護者の当番やお手伝いは必要ですか?
→稽古・試合において、父母会の活動は特にありません。年末に畳磨き(12月初旬平日夜、稽古の代わりにたわしで畳を掃除)、道場の大掃除(12月中旬日曜日午前中)に御協力いただける方に参加していただいています。
10 大会や練習会には必ず出なければなりませんか?
→ 強制ではありません。希望者のみ参加することが多いですが、試合を経験することで成長できるためご家庭の都合がつけば、ぜひチャレンジしてみてください。
練習・安全面の疑問
1 柔道は危険ではありませんか?怪我をしやすいですか?
→ 始めは3か月間受け身をしっかり習います。また、試合には少なくとも6か月以上経験してから出場していただいています。また、稽古は脱水予防、小学生の集中力が切れないように15分~20分程度に一回、水分補給時間を設定しています。スポーツである以上、軽い打撲など可能性はあります。
2 どんな安全対策をしていますか?
→ 受け身の習得を徹底し、始めは指導者がほぼマンツーマンで指導します。また、脱水予防、集中力の持続のため15分~20分程度に一回、水分補給時間を設定しています。
3 受け身はちゃんと教えてもらえますか?
→ 柔道ではまず受け身を学ぶことが大切です。相手から技を受けたときの怪我を防ぐため、最初の段階でしっかり指導します。
4 練習についていけるか心配です。初心者でも大丈夫ですか?
→ 初心者向けの指導があるので大丈夫です。こどもの成長段階に配慮し、少しずつステップアップできるので安心してください。
5 厳しい指導や体罰はありませんか?
→ ありません。現在の柔道指導では、体罰は厳しく禁止されており、こどもたちが安全に楽しく学べる環境を大切にしています。
6 練習内容はどんなものですか?
→ 筋力トレーニング、受け身、基本動作(移動や組手)、投げ技、寝技、試合形式の練習などがあります。最初は基礎をじっくり学びます。
7 水分補給や休憩はありますか?
→ 15分~20分程度に一回、水分補給時間を設定しています。熱中症対策にも気をつけています。
8 体力がない子でも続けられますか?
→ 少しずつ体力がつくように指導するので問題ありません。最初はできる範囲で無理せず練習できます。
成長・競技面の疑問
1 帯の色はどうやって決まりますか?
→ 技術の習得や稽古への取組み、試合結果等を館長が総合的に評価し決定しています。
2 試合に出場するにはどんな準備が必要ですか?
→ 日頃の練習と、試合形式の練習、礼法が大切です。ルールを覚え、試合の流れを理解することがポイントです。規定により試合に出場する前までに、柔道着にゼッケンを縫い付けておく必要があります。
3 勝ち負けよりも礼儀や精神面を重視するのですか?
→ 柔道では礼儀や相手への敬意が大切です。勝ち負けも重要ですが、人として成長することを重視します。
4 柔道を習うことでどんなメリットがありますか?
→ 体力向上、礼儀作法の習得、自信がつく、精神的に強くなるなど、多くのメリットがあります。また、警察官採用試験では柔道初段以上取得者は経歴評定として加点される制度があります。警察官を目指す方は、就職後も柔道の練習時間があるので、早めに入門することをお勧めします。
5 礼儀作法やマナーはどのように教えられますか?
→ 道場入室時に正座をして挨拶をします。挨拶や正座、礼の仕方などは、こどもの成長段階に配慮しつつタイミングを見ながら指導します。
6 柔道を習うと強くなりますか?いじめられなくなりますか?
→ 初めは線の細い子も数年柔道に取組むと、同じクラスの友達と比較してがっしり見えるようになる子が多いです。体が強くなるだけでなく、自信がつくことで堂々とした態度を取れるようになります。
その他の疑問
1 他の習い事と両立できますか?
→ 他の習い事と並行して行っている方がほとんどです。週1回の参加の方もいらっしゃるので問題なく両立可能です。
2 遠征や合宿はありますか?
→ 試合(富士宮市、富士市、伊豆の国市、沼津市、藤枝市)と年二回の強化練習会(高学年のみ沼津市)を除きありません。低学年は富士・富士宮がほとんどですし、大変なので出場しない大会に参加していただくことは求めていません。
3 親が柔道経験なしでも大丈夫ですか?
→ もちろん大丈夫です!親御さんの経験は不要です。むしろ、一緒に黒帯を目指してやってみませんか。